監督　ガース・デイヴィス　原作　サルー・ブリアリー(著)『A LONG WAY HOME (一本の遠き家路)』　脚色　ルーク・デイヴィス

音楽　フォルカー・バーテルマン、他　主題歌 ♪ "NEVER GIVE UP" (訳:「決して諦めない」) (歌) シーア  ♪MP3リスト『Page.6』

主演　デヴ・パテル、ルーニー・マーラ

大人に成った或る青年の大学生活。彼の記憶に残る迷子の記憶と衛星地図の記憶が一致した時、旅立ちを決意する。感動の実話作。

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今月の推薦作は２作。『LION ライオン 25年目のただいま (実話)』&『ディズニー　美女と野獣 (実写版)』。

何かと比較される『ライオンキング』と本作『LION ライオン』の事。内容は違うのです。原作タイトルは"LION"の文字ありません。

映画タイトルの「LION ライオン」とは何処からの意味なのかがエンドロールで書かれているのだけれど略式でさりげない。

本作のタイトル意味とは「主人公サルーの本当の名前で有り、その由来の神様の英語名がライオン。」

広大で貧富の差が桁違いに格差の有る近年の中国やインドでは、『最愛の子』や『スラムドック＄ミリオネア』の様に人身売買が存在している。

インドの首都はアラビア寄り西側に位置している。第二の都市(綿は)カルカッタは東に位置している。此の物語の迷子は国土をほぼ横断。

最終的には南の国のオーストラリアの運命的養父母の家に行くのだけれど、とても幼すぎる彼の行動を観て、我々観客は心に衝撃を受けるのだ。

兄に見様見真似で大好きな兄の言葉を直感的に行動に移して行ったのだ。人身売買でこずかい稼ぎが横行の都市部。

『ニュー・シネマ・パラダイス』の幼きトトを思い出す。母と兄と妹とはぐれた。彼は５歳であった。住所も駅名も苗字も知らない。

景色や自然や町のイメージだけが彼の脳裏に印象的に残されていた。

私は、寒くなり襟元にバッグの中のスターバックスコーヒーのナプキンを挟んで鑑賞した。終始涙が流れ茶色の紙に伝わったのです。

何人かの人達が「エンドロールのライオンの意味で泣いた」って書かれていますけれども、私はそこでは涙していなく、

その前のニコール・キッドマン養母との会話で本音を語り合う所でこう言われる「結婚で迷った時に幻覚を神様が与えてくれたの」

「世の中には不幸な子供の人口が圧倒的なのに、私は子供が産めないと」「幻覚はこうだった。眼の前に茶色の子供が二人現れたの」。

そして実の産母の会話「お前が戻った時に判る様にこの場所を離れずいたの」。この言葉に涙が止まらなかった。皆泣いていました。

そしてこれらの会話で大人の主人公サルーが変化してゆく。僕が皆を何とかしなくてはと。

アフリカ大陸とインド王国の二大ライオン生息地。インドでは獅子は神の一つとして崇められている。ライオンは百獣の王。ライオンは神。

ヒンディー語のライオン"SINH"を含む正式な本名。愛称は"SAROO"サルー。　今や彼は世界的に有名に成った。

真の名前の意味は通訳を介して実母から言われた。彼は今や英語しか話せない。ライオンを心に刻み自分がどう未来を生きようと、考える。

メルボルン大学の計算式に当てはめ、「Google Earth」に頼り、迷いを、未来へと繋げた様に、決して立ち止まらない。

ラストシーン〜エンドロールでは、本人が登場する。

是非、此の大感動作を、お近くの劇場で御覧下さい。

P.S.

対地球外生命体からの翻訳家の伝えた事とはが描かれる秀作SF <"WHY ARE THEY HERE?" (何故彼らが此処に着陸したのか?)> ♪MP3リスト『Page.6』

オークション高額もの・幻のサントラ音源・入手困難音源と、「映画音楽集ＬＰ」の曲ほぼ全て、本当の本物サントラ音源で

『シネマエッグ推薦パソコンMP3ダウンロード楽曲・推薦サントラリスト』

−編集長・翻訳と記−

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♪"NEVER GIVE UP" (a song from the motion picture)

♪LIST OF SOUNDTRACK MP3 『Page.6』

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編集長 SEIJI IWAI

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