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前述: 「2月推薦作として全篇ワンカット撮影の本作『1917 命をかけた伝令』を推薦作に選定致しました。」

『フォードVSフェラーリ』や『パラサイト　半地下の家族』は先月の封切り。名作でしたけれど。題材から『男はつらいよ　お帰り寅さん』に成りました。

「自動車開発に賭けた男たちの感動実話。」と「貧しき家族全員での偽造書類作成による再就職。そして真のパラサイトによる失敗物語」。

テレビで「パラサイト」は「寄生虫」と訳して紹介されているが、「居候」が正しい。此の人達を「虫」呼ばわり。「人間」扱いされない。

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此の物語は実際に生きた「兵士達」の物語。「第一次世界大戦」歴史の中間。フランスの血と破壊がナチスドイツにより行われていた。

救援のイギリス軍は最前線に1600名を送り込んだ。情報機関がナチスドイツの罠でいわゆるガントレット作戦(取り囲んで銃弾を計画)に気付く。

直ちに二人の兵士を「命をかけた伝令」に向かわせた。その中には兵士の兄も居た。

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1917年5月。スコフィールドとブレイクの「伝令物語」は此処に映画として伝えられる。この「実話」は、その時から生き証人達によって、

語り継がれた愛と勇気の人間賛歌である。此の内容は過去に映画化はされていない。初めて語られる真実の物語。

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生き延びた「赤ちゃん」とのシーンはとても感動的でした。そして見事なる「終始全篇ワンカット撮影」による戦場黙示録。

オリジナルスコア音楽はバイオリンの旋律。監督が伝えたもの、それは、「兵士の目線での視界感」、「そして距離感」、「その間にあった時間」、

木に寄りかかり家族を思った「兵士の郷愁」。"Come Back Home !" (「生きて帰って」)　白黒写真の裏に直筆メッセージ。

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監督サム・メンデスに伝えられた「第一次世界大戦」歴史的ど真ん中の「フランスの地」での実話を疑似体験してみて下さい。兵士の苦労と精神力。

思いやり。いつしか「キリストの讃美歌」が聞こえて来たのでした。「聖なるイエスがヨルダンで」と。そして尋ねた「此処は何部隊なのだ」と。

そしてご覧下さい、此の「実在した兵士達の戦場物語」を。映画館の大画面で。そして考えてみて下さい。「逃げ出さずに成し遂げた事の根源」を。

「原題:"NO TIME TO DIE" (訳「死への猶予、残り僅か」)」

お楽しみに!!

『１９１７　命をかけた伝令』   ♪MP3リスト  『Page.11』

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