日本映画レトロ(4)

日本映画レトロ記念チラシ

　

監督　本多猪四郎　作品

ゴ ジ ラ

１９５4年　　東宝映画

本作の製作にあたり、日本の自衛隊が協賛している。

この初公開の年、自衛隊は発足した。

着ぐるみ怪獣映画の幕開け作品となり、世界の熱狂的なファン並びに、

映画の巨匠監督達に希望と夢をもたらした。

その中には、スティーブン・スピルバーグ少年もいた。

南海での核実験により、深海から、放射能を浴びた、

ジュラ期の進化過程の恐竜が。その目撃多発の大戸島伝説。

それがゴジラであった。

平和な住処を追い出され、東京へと上陸したゴジラは、

壊滅した東京を後ろに海へと去った。

被災の大都市で、成す術は失われ、ただ祈りの歌だけが歌われていた。

同じ時期に、原爆、水爆に次ぐ、第三の破壊兵器を開発した芹沢教授は、

その兵器、オキシジャン・デストロイヤー(酸素破壊物質)を手に

その姿を海に沈めていった。

現代社会で使用されているハロゲンガスを進化させた様な物質です。

被災地で生き残った人々の命を守った。

一頭、であるはずが無い。別の生物が、また襲って来た場合、どうするのか。

それはいつか。同じ事が世界でも起こりうる。

ゴジラの死骸は深海へと沈んで行った。

ゴ ジ ラ

本多猪四郎　監督作品

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スタッフ

伊福部昭　音楽

香山滋　原作

村田武雄・本多猪四郎　脚本

玉井正夫　撮影

円谷英二　特殊技術

岸田九一郎　照明

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キャスト

志　村　喬　　　河　内　桃　子　　　宝　田　明

平　田　昭　彦　　　菅　井　き　ん　他

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CINEMA EGG

(写真は映画スチル、パンフ、ポスター、日米各国版ビデオ、サントラＣＤ、監督と宝田さんサイン｡)

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−特別補足　米国公開版と宝田明さん推薦のゴジラ最終作−

米国初公開は、ＮＹの劇場にて１９５６年。志村喬さんのセリフ場面は、カットされ、

船旅中のジャーナリストとして、レイモンド・バ−という方の場面が組み込まれ、

この物語は、東京ヘ旅した際の、恐怖体験としての回想シーンとして、再編集されました。

GODZILLA -KING OF THE MONSTERS-  (米国公開題「ゴッドジーラ −怪物の王者−」)

また、宝田明さんのお話では、今年ゴジラ日本公開５０周年の記念年として、全米で、

レイモンド・バーさんのシーンをカットして再編集した米国版を今年リバイバル公開中との事。

海外版、いわゆるインターナショナル版では、全て英語吹き替えされた版となっています。

そして、宝田明(peroh teng ming)さんが涙した推薦のシリーズ最終作品「ゴジラFINAL WARS」。

世界各国で、同時に起きる、怪獣に、人類は、世界の国の、各設備で戦うのかが、

　感動的に、各々の国の、メッセージをもって描かれている。

名作、「あずみ」の北村監督作品。

また、前作の小泉さんが、言っておられた通り、モスラ・チームの長澤まさみ、大塚ちひろも出演する。

(CINEMA EGGが応援している長澤まさみさんは、「世界の中心で〜」で成長した東宝女優です。)

２００５年お正月映画として２００４年１２月より全国東宝劇場＆シネコンにて公開。

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