CINEMA  EGG   from  JANUARY  2003   　　CINEMA  EGG 

<< 風と共に去りぬ　復元上映記録　>>

都内ル・テアトル銀座にて

ほぼ満席近い状態で、２００５年１２月末〜２００６年１月末に公開。

公式の日本初公開時の、小型画面スクリーン・サイズでの上映は、

先日の都内・有楽町スバル座での６０周年記念オリジナル上映リバイバル同様でした。

この上映は、昔の劇場公開を再現してのデジタル復元フィルムでの上映かつ、

音響が素晴らしいところが特徴です。

タラの大地、アトランタの町並み、そして名曲タラのテーマ、気持ち暖かく．．．。

売店でも、過去の中古劇場パンフレット等が売られておりました。

また来年の１月の、クラシック・フィルム上映会(1ケ月限定公開)が楽しみです。

写真は、今回のチラシとチケット、サントラEP、幻の主題歌楽譜「MY OWN TRUE LOVE」、

メイキングVHS、完全版DVD、サントラと作曲者自演集CD、各チラシ、各パンフ、公式初パンフ、今回のパンフ、洋書と文庫書籍、初の７０MM上映チラシ、記念のおせんべい。

何度もリバイバル上映され続ける、私の生涯のベスト１映画。

映画史上かつて、これからも、リメイク出来ぬ著者も涙した１９３９年の

オスカー作品賞授賞作の頂点に君臨する永遠不滅の名画です。　

上映期間　２００５．１２／２８−２００６．１／末

有名な宣伝コピー文の通り、

「"風"はいつも世界のどこかで上映され続ける。決して色あせない。」

順次・全国主要都市にてロードショー決定！！

"I'll think of it tomorrow, at Tara," 

"私のこれからを考えるのは明日にしよう、タラに戻って、"

She told herself.

彼女は彼女自身に言い聞かせた。

"Because Tomorrow is another day."

"そうだわ「明日」とは 、「新たに始まる別の日」なのだから。"

解説・・・永遠に過ぎない希望溢れる新しい日="明日"。

■過去の上映時の字幕訳■

「明日は明日の風が吹く」

「明日という新たな陽が照る」

「明日に希望を託して」

文中の主題歌「MY OWN TRUE LOVE」とは、"私のからだの真実の愛"。

かつて、９０歳過ぎのご老人に話しかけられた。横浜で初めて観たと。

それが本当の初公開だったと。１９３９年に横浜限定で上映されたのが

日本国での「風と共に去りぬ」初公開だったと。米国海兵隊員と市民が

かつて観ることが出来たそうです。スバル座での前回上映にて。

パンフのP.15の記述１９５２年９月４日　日本初公開とは、

全て当時の東京・銀座地区ロードショー封切りを示しているのが正しいのです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 SEIJI IWAI