CINEMA EGG BBS
●鑑賞記事 ９６●
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■2015/7/21(火)■
(C) DISNEY・PIXAR
インサイドヘッド
第135回シネマエッグ推薦作
★★★★＋ VERY GOOD＋
■原題: "INSIDE OUT" 「感情流出」
(2015年・ 米国) ■ディズニーピクサー作品 ■予告篇(1)■ https://www.youtube.com/watch?v=yRUAzGQ3nSY
ディズニーピクサー作品 ■予告篇(2)■ https://www.youtube.com/watch?v=1HFv47QHWJU
監督・原案 ピート・ドクター
、ロニー・デル・カルメン 音楽・ マイケル・ジアチーノ 日本版主題歌♪"愛しのライリー"(歌)ドリカム♪ 歌曲 by DREAMS COME TRUE ＆ ♪ サントラスコア１曲 (MP3サントラリストP.4)
「泣いたり」「笑ったり」「怒ったり」他の、「感情達」が、或る日、逃げ出した。心に必要な要素の「流失感情」を取り戻すには如何に？
「カールじいさんの空飛ぶ家」のアカデミー賞チームが挑む最新作が今夏・世界公開されます!!
前売り券・ムビチケ特典が素晴らしい豪華キーチェーン・セットみんな一緒に繋がっている!!
＊もういちど思い出して下さい。純粋なる「人間の心」の原点を！答が用意されています!!
"EVERY DAY IS FULL OF EMOTIONS" (毎日が感情たちのフル活動で動いているのです)
■神は最初に「ヨロコビ」を誕生させ、次に神は「カナシミ」を誕生させた。■
その次に神は「ムカムカ」を誕生させ、そして神は「イカリ」を誕生させ、最後に神は身体の安全を守る「ヒビリ」を誕生させた。
■JOY 「ヨロコビ」■
"FIND THE FUN ! IT'S A GREAT DAY ! LOVE IT !!! YAY !"
(訳「楽しみを見つけるの！ その日は偉大な日よ！ この仕事大好き!!! イエーイ！」)
■SADNESS 「カナシミ」■
"NEED SOME ALONE TIME ? A BLUE SORT OF DAY. IT'S OKAY TO BE SAD. I DON'T THINK THIS HAPPY THING IS GOING TO WORK."
(訳「誰だって一人ぽっちの時って必要でしょ？ その日を憂鬱に変えちゃう。その日は悲しい気分で居ても大丈夫よ。私は考えずとも此の楽しい思い出を終わらせちゃうの。」)
■DISGUST 「ムカムカ」■
"DON'T TALK TO ME ! ON A SCALE OF ONE TO TEN, I GIVE THIS DAY AN F."
(訳「私に話しかけないで！ １０数える内に、私が今日を怒りの日にするところだから。」)
■ANGER 「イカリ」■
"FIRED UP ! I'M ON FIRE !"
(訳「マグマ噴火！ 俺が炎の火付け役！」)
■FEAR 「ビビリ」■
"SURE YOU WANNA DO THIS ? I THINK WE HAVE A PROBLEM."
(訳「そうさ君は思う此れどうすればって？ 僕は考える、僕らの前に在る問題を。」)
人間を動かす此れら５つの頭の指令室のキャラクター達の物語です。そしてその人物の名は生まれたての、米国中部のミネソタ州生まれの
♀女の子ライリー。此れはその彼女と家族の物語であり、５つのキャラクター達と家族の物語でもあるのです。題名の通り、
指令室の「ヨロコビ」と「カナシミ」が「感情指令室から流出」してしまいます。そして再び彼女の心を修復して戻るまでの物語なのです。
何故、嫌われ者の「カナシミ」は「必要」なのか？ラストに近づき涙が溢れ出します。
日本語声優達も素晴らしいですね。此の映画を観てチャップリン映画を思い出してしまった。
思い出が次々と消えてゆくんです。心が病んで行くのです。繋がりの連絡橋が次々と崩れて行くのです。
スタインベックの小説の様に物凄く重厚なテーマを題材にしていても、とても判り易く描かれています。
物凄く感動してしまったのと、愛らしいキャラクターたちの個性が素晴らしかった。
「人は修復できる能力を皆が持っているんだと描いてくれています。」また「人は些細な事で心を病んで行くのです。」
ヨロコビの人形を買ってきました。どうかサマージャンボな縁結びが有ると良いかなと。
映画のラストの台詞はこう述べられます。「ライリー１２歳」。
＊
この映画は「ファインディング・ニモ」「カールじいさんの空飛ぶ家」の監督が創ったピクサー映画２０周年記念作品です。
同時上映『南の島のラブソング』『ドリカム主題歌』
次期アカデミー長編アニメ―ション作品賞ノミネートへの合格判定は「Ａ」!!、ジブリ『思い出のマーニー』と作品賞を競う事でしょう！
是非、この感動作をお近くの劇場でご覧下さい。
＊
P.S.
そして来月の推薦作は、
■第136回シネマエッグ推薦作「この国の空」＊ ８／８〜公開 ■原題: "KONO KUNI NO SORA (as "THE SKY ON THIS LAND")" (訳「 この国の空」)
■予告篇■ https://youtu.be/0QPj5OGWvnk (２０１５年・東京テアトル・日本国) (これは終戦当時、青春時代を過ごす若き女性の物語である)
■シネマエッグ推薦BOOK 原作・「この国の空」高井有一(新潮文庫刊) \550+税■
１９５０年代の白黒日本映画の様であり感動の原作の映画化作、テアトル系ミニシアターより全国順次ロードショウ！
現在、公開劇場が少なく、更に拡大公開されると良い日本文芸映画作品。
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＊「インサイドヘッド」♪MP3サントラリスト『Page.4』＊
＊特集・チャールズ・チャップリン映画音楽・主要作品のサントラ全曲集・世界初リリース!!】♪サントラMP3 『Page.2』
＊すみや渋谷店・サントラリスト・オマージュ企画!!、サントラ盤は、広音域のパソコンＭＰ３収集へ！＊
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−編集長・翻訳と記−
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