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VOL.4 それぞれの家
｢もう大豪邸が買えるのに。｣と､ｱﾒﾘｶのﾏｽｺﾐ･ｲﾝﾀﾋﾞｭｱｰ｡｢いや、借りた方が安いよ。」
と答える彼等。
世界を旅したﾋﾞｰﾄﾙｽﾞはｲｷﾞﾘｽに戻り、ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ女王から名誉勲章を授けるのです。
国に利益と名誉をもたらした事に対して。４人はﾎﾟｰﾙ･ﾏｯｶｰﾄﾆｰ､ｼﾞｮﾝ･ﾚﾉﾝ､ｼﾞｮｰｼﾞ･ﾊﾘｽﾝ､
ﾘﾝｺﾞ･ｽﾀｰ｡
２本の映画｢ﾋﾞｰﾄﾙｽﾞがやって来る! ﾔｱ!ﾔｱ!ﾔｱ!｣｢ﾍﾙﾌﾟ!四人はｱｲﾄﾞﾙ｣は大成功したのです。
その裏で、僕達は映画より歌なんだ。との答え。完成試写を観なかった４人はｼﾞｪｰﾑｽ･
ﾎﾞﾝﾄﾞやその他の劇映画は観ても自分達の作品を観たくは無かった部分が面白いですね。
つまり、僕たちは１本も監督してないんだ。あくまで他人の作った作品なんだ。
脚本段階で分かる。強い個性を常にｱﾋﾟｰﾙしてゆきます。
映画｢ﾏｼﾞｶﾙ･ﾐｽﾃﾘｰ･ﾂｱｰ｣の後、ﾌﾞﾗｲｱﾝ･ｴﾌﾟｽﾀｲﾝは死んだ。どうしたらいいんだ。
次のｱﾙﾊﾞﾑはｼﾞｬｹｯﾄ無しのﾎﾜｲﾄ･ｱﾙﾊﾞﾑとして各々が作った曲のｵﾑﾆﾊﾞｽとして発売され、
このｱﾙﾊﾞﾑはﾌﾞﾗｲｱﾝ･ｴﾌﾟｽﾀｲﾝ無き初のｱﾙﾊﾞﾑとして有名になったのです。
その後｢ｲｴﾛｰ･ｻﾌﾞﾏﾘﾝ｣｢ｱﾋﾞｲ･ﾛｰﾄﾞ｣｢ﾚｯﾄ･ｲｯﾄ･ﾋﾞｰ｣の３つのｱﾙﾊﾞﾑを出版し、
彼等の映画｢ｲｴﾛｰ･ｻﾌﾞﾏﾘﾝ｣｢ﾚｯﾄ･ｲｯﾄ･ﾋﾞｰ｣も公開された。
ﾎﾟｰﾙ、ｼﾞｮｰｼﾞ、ﾘﾝｺﾞはﾛﾝﾄﾞﾝ圏に。ｼﾞｮﾝはﾆｭｰ･ﾖｰｸに。住む家を持つのでした。
ただ今思う事の一つにﾚﾉﾝ夫妻がｱｽｺｯﾄにそのまま居てくれていれば、と。
それは４人の顔の向きが異なる最後のｼﾞｬｹｯﾄ｢ﾚｯﾄ･ｲｯﾄ･ﾋﾞｰ｣のｱｯﾌﾟﾙ･ﾋﾞﾙでの録音と解散
という歴史的出来事の後でした。それぞれの音楽活動は始まるのでした。
今回はここで締めくくります。 VOL.5でお会いしましょう。
