<<　ﾋﾞｰﾄﾙｽﾞの時代　 ｱﾝｿﾛｼﾞｰと私達　>>

VOL.2　　食べものと衣装

　はたしてﾋﾞｰﾄﾙｽﾞのﾒﾝﾊﾞｰは何をたべていたのか。英国の説明をしておきましょう。

国名はUnited kingdom(=UK)が正式です。United states(=US)は合衆国だから王国の

連邦国家つまり合王国と解釈して下さい。北部のｱｲﾙﾗﾝﾄﾞ島の一部と本土北部ｽｺｯﾄ王国と

ｳｪｰﾙｽﾞ王国とｲﾝｸﾞ王国(ｲｷﾞﾘｽ)。ｲｷﾞﾘｽのﾛﾝﾄﾞﾝは北欧側のﾃﾑｽﾞ中程ﾐﾄﾞﾙｾｯｸｽ州に在り、

港町ﾘﾊﾞﾌﾟｰﾙはﾗﾝｶｯｼｬｰ州の南はｳｪｰﾙｽﾞ王国の海境界線の対岸にある港町です。

　そこにｷｬﾊﾞｰﾝ･ｸﾗﾌﾞが在りﾋﾞｰﾄﾙｽﾞのﾎﾟｰﾙ･ﾏｯｶｰﾄﾆｰの呼びかけでｼﾞｮﾝ･ﾚﾉﾝ､ｼﾞｮｰｼﾞ･ﾊﾘｽﾝ

そしてﾋﾟｰﾄ･ﾍﾞｽﾄの４人がｼﾞｮﾝの名前を採用したﾊﾞﾝﾄﾞ"THE BEATLES"が始まるのです。

ﾛｯｸﾝ･ﾛｰﾙに憧れ息吹くのです。当時はただのﾂｯﾊﾟﾘあんちゃん達のｸﾞﾙｰﾌﾟ｡ﾖｰﾛｯﾊﾟでは

魚料理は高価です。安魚の料理にﾊﾟﾝと牛や羊肉に豆やﾎﾟﾃﾄ類と酒少々。

　彼等の初期のｲﾒｰｼﾞ絵を描いてみました。左からｼﾞｮﾝ･ﾚﾉﾝ､ﾎﾟｰﾙ･ﾏｯｶｰﾄﾆｰ､ﾘﾝｺﾞ･ｽﾀｰ

そしてｼﾞｮｰｼﾞ･ﾊﾘｽﾝ。始めてｷｬﾊﾞｰﾝに行った時はｶｳﾎﾞｰｲ･ｽﾀｲﾙのあんちゃんｼﾞｮﾝ｡

ﾂｯﾊﾟﾘ映画のｼﾞﾐｰ､ﾌﾞﾗﾝﾄﾞｰ､暴力教室に憧れｸﾞﾗﾝﾄﾞｷｬﾆｵﾝ風の絶壁ﾎﾞﾘｭｰﾑのｵｰﾙﾊﾞｯｸﾍｱの

ﾎﾟｰﾙ｡ﾄﾞｲﾂでのｴﾝｼﾞﾆｱ作業で親指を痛めて仕事やめたﾘﾝｺﾞ｡昔からｲﾒｰｼﾞが変わらない

ｼﾞｮｰｼﾞ｡皆、裕福な家庭であったたものの自立生活に自由を生き方を求めるのです。

　ﾘﾝｺﾞはﾄﾞｲﾂにﾋﾞｰﾄﾙｽﾞが行ったときﾊﾞﾝﾋﾞ座の観客だった人。彼がﾘﾊﾞﾌﾟｰﾙで病気の

ﾋﾟｰﾄに代役から交代したのです。ﾊﾝﾌﾞﾙｸﾞでの演奏は"どう猛"を宣伝文句に全身黒色の

皮ｼﾞｬﾝﾊﾟｰにﾊﾟﾝﾂそしてﾄｶﾞｯﾀ皮靴が彼等のｽﾀｲﾙ｡ﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰのﾌﾞﾗｲｱﾝ･ｴﾌﾟｽﾀｲﾝに命令される

迄は。おかっぱ頭もｽｰﾂになってから。なるべく毛を切りたくないから。ｴﾌﾟｽﾀｲﾝのｾｰﾙｽ

ｲﾒｰｼﾞによりそして名ｴﾝｼﾞﾆｱのﾘﾝｺﾞとｼﾞｮﾝにより斬新な音がﾛﾝﾄﾞﾝのｱﾋﾞｨﾛｰﾄﾞｽﾀｼﾞｵで

吹き込まれたのです。"LOVE ME DO"です。ﾄﾞｲﾂの成功に注目していたｴﾌﾟｽﾀｲﾝの海外

つまりﾄﾞｲﾂの国民ｲﾒｰｼﾞと王国ｲﾒｰｼﾞからのものです。

　ﾄﾞｲﾂはｸﾗｼｯｸ音楽の国であり世界一の自動車の国。そして物作りにとても丁寧である国

です。ｸﾗｼｯｸで口笛ﾋﾟｭｰﾋﾟｭｰって国民だし､ﾍﾞﾝﾂやﾜｰｹﾞﾝそしてﾎﾟﾙｼｪ､最近のBMWやｵﾍﾟﾙ

とﾌﾞﾗﾝﾄﾞｶｰからｵﾓﾁｬ､雑貨に至るまでとても丁寧です。VWﾋﾞｰﾄﾙ｡通称"かぶと虫"が

彼等のｼﾝﾎﾞﾙｶｰとなりました。BEATLESにBEETLE。おもしろいですね。

　受け入れられる音楽をよりも主張を問いかける彼等の歌と演奏へと再びﾌｧｰｽﾄEP盤と

共にｲﾝｸﾞﾗﾝﾄﾞに音楽は鳴り響くのでした。

　今回はここで締めくくります。　VOL.3でお会いしましょう。

　( 尚、ﾘﾊﾞﾌﾟｰﾙ当時のｴﾋﾟｿｰﾄﾞは複数の資料を参照しています。絵はｲﾒｰｼﾞして描いて

　　あります。)

戻る